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Poderosa 4.0 β版

 ここはPoderosa新バージョンβ版の案内です。今回のバージョンアップは、IPA(独立行政法人・情報処理推進機構)の未踏ソフトウェアプロジェクトとして行われています。

 現時点では至らない点もあるかと思いますが、意欲的な新機能もありますのでぜひ試してみてください。改善提案、バグ報告などはたいへん貴重です。よりよい製品を作るため、あなたのご意見をメーリングリストフォーラムへお寄せください。

リリース

動作環境

 .NET Framework 2.0が必要です。Windows UpdateあるいはMicrosoftのサイトからあらかじめ入手し、インストールしてください。

 また、ローカルのCygwinへの接続を行うには別途Cygwinをインストールする必要があります。

 現行のPoderosaとの共存は可能です。Poderosaのバージョン3の入っている環境に.NET Framework 2.0をインストールしても、既存の環境に影響はありません。

 OSはWindowsXP,2003 Server,2000,Me,98がサポートされています。NT4.0では動作しませんのでご注意ください。

ダウンロード

 β11からインストーラを使用するようにしました。

履歴

バージョン4系列のリリース履歴です。

主要新機能

プラグインアーキテクチャ

 このバージョンのPoderosaの最大の特徴は、Eclipse を参考にしたプラグインの仕組みによってさまざまな機能を追加できることにあります。

 これにより、各ユーザが、自分固有あるいは同僚のチームに固有の環境に合わせて追加機能を開発することが容易になりました。プラグインを開発するためのドキュメントはまだありません(6月ごろには完成する予定です)が、プラグインの例としてシリアルポートへの接続プラグインをPodeosa本体とは分けて公開してみます。

 シリアルポートの接続のページを用意しましたので、機能が追加される様子を体験してみてください。

 もう少し開発が進むと、分割したペインの中でWebブラウザを動かしてオンラインマニュアルを閲覧する、といったことも含め、従来のターミナルエミュレータの範囲を超えたことがいろいろとできるようになる見込みです。

強力な画面分割

 従来は最大3分割でしたが、これを大幅に柔軟にしました。操作の解説はこちらをご覧ください。

 nolink
 nolink

この2つの画像を左右に並べたい! ⇒ 並べてみました

シェル補完機能

 コマンド入力履歴を自動的に収集し、キーボード操作の手間を省くことができる機能です。操作の解説はこちらです

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コマンドポップアップ機能

 コマンド単位で結果を切り取り、別ウィンドウに表示したりクリップボードにコピーする機能です。操作の解説はこちらです

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マルチウィンドウ

 1つのPoderosaアプリケーションで複数のウィンドウを開くことができるようになりました。特にマルチディスプレイ環境では効果を発揮するでしょう。もちろん、タブを別のウィンドウにドラッグ&ドロップすることで移動が可能です。

操作環境の改善

 普通に操作していて気づきにくい点を書いておきます。

  • コピー時の改行の処理
    Poderosaでコピーを行うと、サーバから改行文字が送られてきているときのみ改行文字を含めてコピーが行われます。この動作が好ましくない場合は、次のいずれかの方法を使ってください。
    • 「表示イメージをコピー」を実行する(これは旧バージョンにもありました)
    • オプション設定で「マウスで選択したら自動的にコピー」をするようにし、選択完了時にShiftキーを押すようにする
  • マウスの中ボタン
    多くはホイールのクリックですが、次のような動作が割り当てられています。
    • タブ上ではその接続を閉じる
    • スプリッタ上では分割していたものを結合する
  • キーと文字列の関連付け
    キー入力で送信する文字列を自由に設定できるようになりました。例えば、EmacsでのUndoを行うコード(0x1F)の送信、Deleteキーの扱いなど、これまで要望の多かったキーボード周りの動作をかなり制御できるようになりました。詳しくはこちら上記リンク先をご覧ください。

正式版に向けて

 2006年8月中には正式なバージョン4.0としてリリースする予定です。なお、以下の機能は廃止する方向で進めています。

  • SFU接続
  • 自動選択モード
  • フリー選択モード

プラグイン

 現在は以下が用意されています。開発者向けドキュメント等は6月ごろに公開できる見込みです。  プラグインのインストールについてはシリアルポートの接続のページを参考にしてください。

  • シリアルポート
  • XModem/ZModem
    • メニューの コンソール - 特殊 の中に項目が追加されます。
  • ポートフォワーディングツール
    • メニューの ツール の中に項目が追加されます。
    • 展開して出てくるPortForwarding.exeを直接実行しても構いません。
  • マクロサポート
    • 前バージョンのPoderosaのマクロを実行するプラグインです。
    • マクロから画面分割を行ったり、ターミナルのサイズを取得する機能は削除されました。この周辺の機構が大幅に変更されたためです。
    • RenderProfileクラスは Poderosa.View に名前空間が変わりました。これをマクロで使っていた場合は適宜修正してください。

 β期間中は、本体を更新するとプラグインと整合性がなくなっている場合があります。そのときはこのページからリンクされている各プラグインも同時に更新しているはずですので、動作がおかしいときはここから再取得してください。  正式リリース後は、当然プラグインの互換性を壊すような更新は行いません。

サポート

 基本的には従来と同じくメーリングリストフォーラムですが、これらはユーザ同士が相互に情報交換する場という位置づけです。開発者も目を通してはいますが、すべての要望に応えられるわけではないことをご了承ください。

 ただし、このバージョンのβ期間中は、比較的多くの時間を要望への対応に使うことができる見込みです。

 なお、主に次の目的のために、当プロジェクトのリーダーである岡嶋大介が設立する法人による有償サポートを、正式版のリリースの時期を目処に開始する予定です。

  • 顧客の環境におけるPoderosaの導入・運用のコンサルティング
  • プラグインを開発する顧客に対するテクニカルサポート
  • 顧客の要望に合わせたプラグイン開発の請負
  • Poderosaの不具合や機能改善要望に対する優先的な対応

 これらは有償ではありますが、Poderosa自体がオープンソースプロジェクトであることは変わりませんので、通常の使用においては一切の費用は発生しません。


最終更新日時: Mon, 31 Jul 2006 15:54:07 JST (843d)